UFO映像の8つの分析結果
トルコ科学技術研究委員会が発行した報告書によると、映像分析によって次のような結果が得られた。
●画像はデジタルNTSC形式で記録された。
●ビデオの日付は収録が2007年、2008年、2009年に行われたことを示している。
●オブジェクトの画像と映像は、コンピューターアニメーション、特殊なビデオ効果、またはスタジオで再現された画像やモデルではない。
●このビデオが夜間かつ屋外で撮影されたものだが、デジタル日付表示では特定のフレームでは午前が表示され、別のフレームでは午後が表示されるという事実は、記録が行われた時刻の妥当性について疑問が持ち上がる。
●一部の映像ではオブジェクトの実際の位置、距離、寸法および性質を特定することはできなかった可能性がある。
●複数の日付の撮影を調査すると、2~3つの異なる物体が撮影された可能性が高い。しかし物体が動いているかどうかを判断することは困難である。
●物体上の光の反射は月光によって引き起こされる場合もあれば、他の光源によって引き起こされた場合もある。
●8月10日の映像で見られる物体の左側からの光の反射は、月光によって生じたものではない。さらに映像の一部を画像処理で解析したところ、物体の中心部は背景と同じ濃度、つまり透明な性質を持っていることが判明した。
一部からはこのUFOは空に浮いているのではなく、遠くの海上に浮いているボートではないかという指摘もあるのだが、イギリスのUAP研究団体「UAP Media UK」のアダム・ゴールドスタック氏や、元F-16戦闘機パイロットでUFO研究家のクリス・レート氏によると、それは測量計算的にもつじつまが合わないということだ。しかも当時のトルコの主流メディアで報道されたにも関わらず、そのボートが自分たちのものであるという声や、夜中にこの付近を航行していたなどと名乗り出た人物は今に至るまで一人もいないのである。
ゴールドスタック氏は「分析の観点から見ると、トルコ・クンブルガズのUFO事件は、鮮明で複数のビデオ映像が得られたという点で独特です。このケースを通じて、行動パターン、時刻、日付を表示する連続データも得られます」と今なおこの映像が貴重なものであることを指摘している。
マルマラ海上空のUFOとエイリアンの映像はこの世に非人間テクノロジーが存在することの強力な証拠となるものなのか。そして彼らは何かのっぴきならない事情で目撃されるリスクには構わずここに駆けつけたのだとすればそれも大いに気になるところだ。
参考:「Howandwhys」ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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