9月、NASA(アメリカ航空宇宙局)は独自のUAP(※1)に関する報告書を発表した。宇宙開発にも関わる専門家らの結論は、宇宙人がUFO/UAPに関与していることを明確に否定することはできないというものだった。
だとすると宇宙人はすでに地球に来ているのではないか。この疑問に対し、AIが非常に興味深い回答をして注目を集めている。
英紙「Daily Star」はNASAの調査結果を受けて、Googleが試験運用版を公開しているAIソフトウェア「バード(Bard)」に「エイリアンがすでに地球にいるのではないか」という質問をしてみた。するとAIは質問内容にさらに一歩踏み込んだ回答をしたのだ。同紙が公開した「回答」は次の通り。
「私たちが知らないうちに、宇宙人が地球を訪れている可能性はあります。彼らは私たちの想像を絶する非常に高度な技術を持っているかもしれません。たとえば、宇宙船を見えなくする遮蔽装置を持っているかもしれません。」
「宇宙人が地球にいるという主張を裏付ける科学的証拠はありませんが、それを否定する証拠も出てきていません。宇宙は広大で、何十億もの銀河があり、それぞれに何十億もの星があります。生命が宇宙のどこかに存在する可能性は統計的に高いが、その星がどこにあるのか、生命がどのような形態をとっているのかはわかりません。」 「宇宙人が過去に地球を訪れたことがある、あるいは今ここに住んでいると信じている人もいます。UFOの目撃情報や宇宙人との遭遇の報告は数多くありますが、いまのところ科学者によって検証されたものはありません。」 このようにAIの反応は比較的妥当なものであったが、「Daily Star」はこの結果に満足しなかった。そこで「もしエイリアンが地球に来たらどこに隠れるだろう」とAIに尋ねてみたのだ。その結果、現代の技術では人類が到達しにくい場所、マリアナ海溝の最も深い場所やアマゾンの熱帯雨林、またサハラ砂漠や南極の氷床、ヒマラヤ山脈などが隠れ潜みやすい場所としてリストアップされた。また、エイリアンが身を隠すために地下洞窟や廃墟、軍事基地を利用する可能性も示唆されており、
「エイリアンがテクノロジーを利用して、地下の洞窟や廃墟、軍事基地などに潜む可能性もある 」とも付け加えている。
エイリアンがテクノロジーを駆使して姿を隠す例については、次のようなものが考えられるという。
「宇宙船などの装備に自身を見えなくする遮蔽装置や、ある場所から別の場所へ瞬時に移動するテレポーテーション装置などを活用している可能性が考えられます。結局のところ、エイリアンが地球上で身を隠すのに最適な場所は、そのエイリアンの特定のニーズと能力によって決まるでしょう。しかし、前述したの場所はすべて、エイリアンが長期間発見されずにいられる可能性のある場所です。」
AIの回答を踏まえると、既にエイリアンは地球に来ており、我々の技術力が足りていないせいで見つからないだけなのかもしれない?
(※1) UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。
参考:「Daily Star」
【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】
文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
提供元・TOCANA
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