「説明できない痕跡」の写真を公開
思いもよらぬ展開で“2人だけの秘密”を共有してしまった彼らだったが、年長のヒクソン氏は自分たちが見たものを報告するのが義務だと感じ、パーカー氏を説得して事件の公表に踏み切った。
郡保安官事務所に連絡を取った2人は、この事件に興味を持った工学部教授でUFO愛好家でもあるジェームズ・ハーダー博士の聴取を受けることになった。
ハーダー博士に事件の詳細を話した2人だったが、その際には“身体検査”で受けたピンで刺されたような傷跡も博士によって確認された。
この時に記されたハーダー博士のレポートには男性らの身体には「双方ともに説明できない痕跡」が残されていたと記されている。
「チャールズ・ヒクソンの左腕には3つの刺し傷のような跡が認められました。綿密な検査により、表皮が針のような器具で刺されたかのように挿入されていたことが判明しました。同時に、表皮の特定の部分が除去されていました」(レポートより)
パーカー氏については「写真に示されているように、足の内側に同じような刺し傷の跡が見られます」と説明されている。
そしてハーダー博士は「自然に発生した傷や吹き出物を除いて、身体の残りの部分には他の痕跡や発疹は見られませんでした」と言及し、確かにこの事件で残された傷跡であることを示唆している。
この事件に興味を持ったUFO研究家のフィリップ・マントル氏は、ハーダー博士のレポートを入手して分析と検証を行い、これまで研究したエイリアン・アブダクション事件の中で最も信ぴょう性が高い事件であるとの確信を得たのだった。
マントル氏は、男性たちの腕、足、脚についた小さな切り傷は、彼らが釣りの最中に接触した可能性のある茂みやその他の荒れた自然環境からできたものではないと主張している。
またマントル氏は2人には放射線検査をはじめさまざまな検査を受けたことが記録に残されていると説明し、当局の関心の深さを物語っている点も指摘している。
マントル氏はこの「パスカグーラ事件」についてまとめた新著『Beyond Reasonable Doubt: The Pascagoula Alien Abduction』をこの9月にリリースし、自分が集めた証拠の数々が真剣に受け止められることを望んでいるということだ。
当事者が2人共にこの世を去ってしまった「パスカグーラ事件」について、このマントル氏の新著から新たな展開が見られることになるのが引き続き注目していきたい。
参考:「Daily Mail」「WLOX」ほか
文=仲田しんじ
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
提供元・TOCANA
【関連記事】
・初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
・航空機から撮影された「UFO動画」が公開される! “フェニックスの光”に似た奇妙な4つの発光体
・有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
・ネッシーは巨大ウナギではない! 統計的調査結果から数学者が正体を予測
・積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?