ナム・テヒ 写真:Getty Images

 横浜F・マリノス所属の韓国代表MFナム・テヒは、今月24日開催のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝2ndレグ・蔚山HD戦でスタメン出場。試合前、日本と韓国のスタジアムを比較した上で、芝の状態に悪さに言及している。

 横浜FMは2023/24シーズンのACLで、2度韓国へ遠征。昨年11月28日開催のグループステージ第5節で仁川ユナイテッドと対戦したほか、今月17日の準決勝1stレグでは蔚山HDと激突。韓国メディア『コリア・フットボールニュース』が24日に伝えたところによると、ナム・テヒは韓国のスタジアムにおける問題点を指摘。以下のようなコメントを残したという。

 「仁川でのアウェイゲームでも芝の状態の悪さに驚いたけど、蔚山のスタジアムもそうだったね。日本と韓国だと全然違う。日本の場合は、芝の状態が良い。(僕は以前、アル・ドゥハイルでプレーしていたけど)カタールも良かった。韓国でプレーしている選手が怪我をしないか心配だよ。こんなピッチで良い結果を残しているのにビックリしている」

 また、韓国メディア『スポーツソウル』によると、韓国のピッチ問題には、蔚山HD所属MFイ・チョンヨンも言及。「韓国のサッカー関係者は、芝の問題を軽視しないでほしい」と訴えたほか、準決勝1stレグ終了後に、FW宮市亮やナム・テヒから「なぜ、こんなにピッチの状態が悪いのか。危ないよ」と声を掛けられたという。

 なお、横浜FMはアウェイゲームの1stレグを0-1で終了。しかし日産スタジアム開催の2ndレグでは、前半30分までにFWアンデルソン・ロペスやFW植中朝日がゴールをマーク。ただ、同39分にDF上島拓巳が一発退場となっている。