アメリカのブルームバーグによると、米国諜報機関は習近平国家主席が軍の近代化を図るために中国人民解放軍の汚職摘発に及んだ可能性があると分析をしているとのことです。

独占:米国諜報機関は、習近平の軍部粛清は中国軍の近代化への努力を損なう汚職の蔓延の中で行われたことを示唆している

昨年に断行された人民解放軍内の粛清で、軍内で蔓延している汚職の存在が指摘されていましたが、ブルームバーグの記事内でそのことを示すエピソードが紹介されています。

汚職の影響により、核ミサイル戦力を管轄するロケット軍はミサイルに燃料ではなく、水が注入されており、核ミサイルを発射するための格納庫のとびらが機能しないなどの問題が指摘されています。

ブルームバーグの記事内では、人民解放軍内の汚職蔓延により、中国が近いうちに大規模軍事進攻を実施する可能性が下がると指摘する識者のコメントを引用しています。