横浜F・マリノスは日本時間今月25日深夜開催のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2ndレグで、UAE1部アル・アインと対戦。アジア制覇へ期待が高まる中、アウェイゲームの2ndレグにおける座席の割り当てやチケットを巡り戸惑いや怒りの声が湧き起こっている。
同クラブは22日、公式サイトを通じて2ndレグにおけるチケットや観戦ルールなどを案内。「相手クラブとの調整に時間を要し、観戦に関するご案内が遅くなり皆さまには多大なご心配をおかけいたしました。誠に申し訳ございません」とファン・サポーターに謝罪した上で、観戦エリアの割り当てについて「当初、アウェイチームエリアは約2,000席とご案内しておりましたが、相手クラブより最終的に1,100席に変更すると通達がありました」と報告。「クラブとしては、皆さまに十分な席数を確保すべく相手クラブへ要望し、交渉して参りましたが、上記の席数で確定となりました」と座席数大幅減少に至るまでの経緯もあわせて説明した。
2ndレグの観戦チケットに関しては、「観戦登録いただいた方へ5月24日(金)中に、ご登録いただいたメールアドレス宛へメールにてご案内いたします。登録数がアウェイエリア上限以上の場合は、抽選の上、当選者へメールにてご案内いたします」とアナウンスしているが、ネット上では「現地行く人、全員チケット手に入れるといいけど…」「アウェイの洗礼で済むような話ではない」「スタジアム外で応援する可能性もあるのか…」などの声が。抽選で外れる現地入りのサポーターが出る可能性もあるだけに「UAEだとDAZNさえ見れないから厳しい」「観戦登録、重複しないように気を付けないと」といったコメントも見受けられる。
このキックオフ3日前の決定に、アル・アイン側の対応を批判する声も多い。一部のファン・サポーターは「これは詐欺」「場外戦仕掛けてきたな」「政治力全開にしてアウェイサポの影響を可能な限り封じ込めにきたか」と怒りをあらわにしているほか、「中東勢と試合やりたくない」「アル・アインとの前に、AFCと戦うべき案件」といった声も挙がっている。