■掛布氏が印象に残るシーンは…
掛布氏に松井氏は「敬遠に対する感情はそこまでではないですよ」とコメント。掛布氏の「子供のころのような感情むき出しの松井さんじゃもうなくなっていた?」という質問にも「そのころはもう感情をコントロールできるようになっていたと思いますよ。勝てればいいやと思っていた」と話す。
コメントに掛布氏は当時を振り返り「僕ね、すごくテレビで印象的なシーンというのは、松井さんはパっと見て、バットを静かに置いてファーストに走って行った。 あれがすごく印象に残っていて。なんでこんな冷静に、あの夏の甲子園で5つのフォアボールを冷静に受け止めて対応できるんだろうとびっくりしたの」と声をかけた。
■「勝てればいいと思っていた」
松井氏は「ありがとうございます。もちろん打ちたかったですけど、勝てればいいと。それだけです。勝てば次の試合があったわけですから」とコメント。
また、掛布氏の「勝負を避けるってことはもう白旗を上げているようなもんじゃないですか、ピッチャーからすると。ピッチャーに対して変な行為をしたら失礼だという気持ちはありましたか?」という質問には「それはありました。そんなことをしたら批判されるのは目に見えていますから」と振り返った。