初期設定を自分で行わなければならない
格安SIMを利用するには、APN設定という初期設定を自分で行う必要がある。説明書などはあるが、キャリアスマホのようにショップで初期設定をしてもらえるわけではない。
通信が不安定
通信の混みあう時間帯や利用環境によっては、通信速度が低下して動画視聴などが難しいなど不安定になる場合がある。
サポートが不十分
大手キャリアのように、全国各地にショップがあるわけではないため、サポートは電話やメール、チャットでのやりとりとなる場合が多い。故障など緊急のトラブルも、自分でメーカーに直接連絡をして、修理依頼をする必要がある。
電話が使えない期間がある
電話番号を変えずに乗り換えができるMNPを利用すると、手続きをした時点で現在のSIMが使えなくなるため、次のSIMが届くまでは一時的に電話が使えなくなる場合がある。
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格安SIMへの変更しようと思ったら
格安SIMは料金が格段に安くなるが、通信速度やサポートなど、大手キャリアに劣る点も多い。
変更すると元に戻すのは面倒なので、何が変わるのかをよく知った上で乗り換えを検討しよう。
文・阪田順子(ファイナンシャル・プランナー)
FP1級、CFP保有。保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年FPとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う。