巨額なお金を手に入れたとしても、そこから先の人生が幸せになるとは限りません。
今回は「スポーツくじ」で高額当せんしたけれど、悲しい末路をたどったエピソードについてMONEY TIMES編集部がアンケート調査しました。
■物静かな同僚が3,000万円を当てたら…
職場の同僚が、スポーツくじで3,000万円を当てました。くじに当たるまでは物静かな感じで、どちらかというと仕事でも積極的に意見を言うほうではありませんでした。
しかし、3,000万円を当てた後はなぜかいろいろな物事に自信を持つようになり、会社でも上から目線で意見を言うようになりました。
ある新規の仕事に対して「自分が担当する」と急に言い始め、上司もそれを認めて実際に担当になりました。これまでサポート系の仕事が多く、表立って動いた経験のなかった彼の仕事ぶりは、周りから見ても心許ない様子だったのですが……最終的には顧客にまで迷惑をかけてしまいました。
責任問題となり「どうしてこの状況を回避できなかったのか」という話になったのですが、彼は「俺は別にいつでも会社を辞めてもいいんだ!」「お前らとは生きている世界が違うんだ!」などと、怒り、まったく嚙み合わない話をするばかりでした。
それからしばらくして、彼は本当に会社を退職しました。
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■会社を辞めた彼の悲しい末路…
退職時も「自分は次のステージに向かいますので、皆さんも私に追いつけるように必死で頑張ってください」と、支離滅裂な挨拶を繰り広げ、社員が呆れている最中に「では!」と退社していきました。