12日、ニューヨークの地下鉄でサブウェイ・サーフィンをした14歳の少年が死亡する事故が発生した。

ニューヨークポスト紙によると、事故が起きたのはブルックリンのアヴェニューN駅付近。南方向に走行するF線の車両の上に登った少年は、列車が駅に近づこうとする際に線路に落下。対向列車にひかれて死亡した。

ポスト紙のカメラマンが撮影した写真には、高架下に落ちた少年のスニーカーや道路に血液が広がる様子が撮影されている。

サブウェイ・ワーフィンは、走行中の車両の屋根に乗ったり、外側にぶら下がったりする危険行為。市の再三の警告にもかかわらず、危険を犯す若者が絶えず、死亡事故も繰り返し報じられている。

地下鉄を運営するMTAによると、昨年前半のサブウェイサーフィンの報告件数は450件で、2019年同時期の262 件から急増した。昨年は少なくとも5人が死亡している。