ＰＲＥ－ＥＶモビリティの車両制御技術を活かし、商用トラック向け電動駆動システム開発へ。トラックの電動化を通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献。

2024年7月、マニュアルクラッチやトルクコンバータ、その他、建設・産業機械用製品、二輪車用クラッチなどの駆動系部品を、世界25ヶ国で生産・販売している株式会社エクセディ（本社：大阪府寝屋川市／代表：吉永 徹也　以下「エクセディ」）は、商用車向けの電動駆動システムの開発を手掛けるＰＲＥ－ＥＶモビリティ株式会社（本社：山形県山形市 以下「ＰＲＥ－ＥＶモビリティ」）の株式を取得、子会社化しました。ＰＲＥ－ＥＶモビリティの代表取締役には、エクセディの脇 克明が就任いたしました。

ＰＲＥ－ＥＶモビリティの車両制御に関する技術・開発力を活かし、商用トラック向け電動駆動システムの研究開発を加速します。今後、本システムを搭載した電動商用車の普及を通じて、カーボンニュートラルに貢献していきます。

駆動システムによって 低電費化を実現
航続距離の課題を解決し、電動商用車のさらなる普及へ

持続可能な社会の実現のために、世界中で脱炭素に向けた動きが加速しています。自動車産業においても、CO2排出量削減のために電動化が推進されています。

各国で乗用車の電動化が進展する一方で、商用車の電動化はさまざまな課題を抱えています。車両における課題は、航続距離の短さや大容量バッテリを搭載することによる積載量の減少などがあげられます。電動商用車の普及のために、これらの課題を解決する新たな技術や製品の開発が世界中で求められています。

ＰＲＥ－ＥＶモビリティが開発する電動駆動システムは、モータ・インバータといった電動車の駆動部品をソフトウェアで制御し、エネルギー利用を最適化することで低電費を実現します。この技術によって電動商用車の抱える課題を解決し、電動商用車の普及と持続可能な社会の実現に貢献します。