FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン10が7月に終了したばかりだが、やはくもシーズン11への動きが始まった。マセラティMSGレーシングはシーズン10で戦ったマキシミリアン・ギュンターとヨハン・ダルバラに変わり、シーズン11ではストフェル・ヴァンドールンとジェイク・ヒューズを迎えることになった。

【フォーミュラEシーズン11】マセラティMSGレーシングのドライバーラインアップは、ヴァンドーンとヒューズに決定
(左)シーズン11のマセラティMSGレーシングは、DSペンスキーから移籍したストフェル・ヴァンドーンとNEOMマクラーレンから移籍するジェイク・ヒューズになった(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

シーズン8で世界チャンピオンに輝いたヴァンドーンは、FEシリーズ7年目の挑戦となり、ヒューズはシーズン9にマクラーレンからデビューし3年目のシーズンを迎える。

ヴァンドーンはF1のマクラーレンに2シーズン在籍した後、2018年にフォーミュラEのグリッドに就いて以来、トップコンペティターのひとりとして戦い、2021/22シーズンにはメルセデスEQで世界チャンピオンを獲得した。また通算成績は優勝3回、表彰台16回、ポールポジション8回の実績を残している。

そして、シーズン9では、シリーズ参戦3戦目にしてポールポジションを獲得するなど、フォーミュラE史上最も印象的なルーキーシーズンを過ごしたイギリス人レーサー、ジェイク・ヒューズが加わる。

ヒューズは4度予選でトップに立ち、シーズン10では2024年上海E-Prixで2位に入り、フォーミュラEで初の表彰台を獲得した。

ヴァンドーンとヒューズは、2024年11月4日から7日までスペインのバレンシアにあるリカルド・トルモ・サーキットで開催されるプレシーズンテストに、マセラティMSGレーシングとして初めて参加する。

2人はその後、2024年12月7日にブラジルのサンパウロで開催されるシーズン11開幕戦に臨み、17レースが行なわれる記録的なシーズンをスタートさせる。

提供・AUTO PROVE

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