中古車には、新車に比べて圧倒的に購入コストが安いものがある。しかし、管理費という観点で考えると、中古車になかには新車を買うよりもコストが高くなってしまうものもある。そのため、この記事で自動車税や車検、修理費を中心に、その中古車にかかる実質のコストを、新車のコストと比べて考えていく。最終的には、管理費や初期購入費用の心配がなく、新車に定額で乗ることができるカーリースへの興味を誘発する。

新車プリウス
30万円の中古車って本当にあるの!?

30万円で車が買えるってなったらあなたはうれしいですか?

実際に30万円以内で購入できる車はたくさんあります。

しかし、30万円で購入できても、その後にかかってくる管理費の存在を忘れてはいけません。

そのため、今回の記事では安く買えた車の実質的な費用を、新車購入時と比べていきたいと思います。

車の管理費って何がある?車の年式ってなに?

いきなりですが、車の管理費は大きく分けて2つあります。

車の管理費、1つ目は税金です。
具体的には、毎年支払う自動車税と、車検の時に支払う自動車重量税の2つがあります。
これらは、車の年式によって金額が変わります。

ここでいう「年式」は、その車が新車登録された日を指します。
そのため、車検証に記載された新車登録日を確認することで、あなたの車の年式がすぐ分かります。こちらを知っておくとこの後の説明が分かりやすいため、今のうちに調べておいてください!

車の管理費、2つ目は修理費です。
こちらは単純に、車の部品に壊れているところがあったら直さなければなりませんよね!
例えば、車のランプが壊れていたら、それを修理するために修理費がかかります。

車にはこれら2つの費用が管理費としてかかっているのです。

本当に安い!?古い車にかかる税金とは?
税金に違いが…

先ほど書いたように、自動車には税金という管理費がかかります。

ただ、この税金は車の年式によって金額に差が生まれることはご存じだったでしょうか?
この章では、車にかかる税金について解説していきます。

まず、自動車税は、東京都では下図のようになっています。

しかし、車の年式が13年を超えると、ハイブリッド車を除くガソリン車の場合、各排気量とも約15%ほど金額が高くなります。
燃費6L以上の車の場合、約127,600円かかり、13年未満の車と比べると16,000円以上の差となります。

次に、自動車重量税は、車の重量が1000kg超1500kg以下で考えると、13年未満で24,600円だったのが、13年を経過すると34,200円まで高くなります。

このように、購入金額だけで車の費用を考えると後々損をしてしまう可能性があるのです。

新車購入は考えられない!!
購入費用で家計が大打撃!