45,600ユーロのベース価格には豊富な装備を標準装備。定期アップデートにより、常に最新の状態に保たれる一台

アウディは「Q4 e-tron」シリーズに興味深いエントリーレベルのバリエーションを追加する。多面的な「アウディQ4 35 e-tron」の価格は45,600ユーロ(約781万円)、エレガントなリヤを持つSportbackは47,600ユーロ(約815万円)。

オールエレクトリックのプレミアムモデルには、包括的な装備が標準装備され、航続距離は最大355km(スポーツバックは365km)、直流充電容量は145kW。Q4 e-tronの新機能である統合されたアプリストアにより、スマートフォンを使用せずにSpotifyやAudibleなどの人気サードパーティアプリに直アクセスできる。Q4 35 e-tronは、2024年7月より注文を受け付ける予定。

このベストセラー電気自動車は、さらに幅広いモデルレンジにより、より魅力的になっている。Q4 35 e-tronにより、アウディの電気自動車プレミアムコンパクトセグメントへの参入は、より容易になった。55kWh(ネットで52kWh)のバッテリーを搭載し、コンパクトSUVでは最大355km、スポーツバックでは最大365kmの航続距離が可能だ。

最適な条件下で、セル化学の改良により、急速充電ステーションで充電した場合、バッテリーの充電レベルはわずか25分で10%から80%まで上昇する。わずか10分で最大125km(スポーツバックは130km)の充電が可能。直流充電の最大出力は145 kWだ。

高効率で優れたパワーデリバリーがリアアクスルの推進力を提供。ギアボックス内のギアホイールの形状と配置、およびオイルを送り出し分配するための特殊な形状のコンポーネントが、ドライブトレインの温度を低く保つ。冷却回路により、オイルは適切な温度に保たれ、ステーター外側の水冷ジャケットが冷却をサポートする。

都市環境に最適なネットワーク

Q4 35 e-tronおよびQ4 e-tronモデルシリーズの他のバリエーションでは、2024年7月から、車両のマルチメディアインターフェイス(MMI)で初めてアウディアプリケーションストアが利用可能になる。これは、ニュースやポッドキャスト、スポーツ、ゲーム、ビデオ、エンターテインメントなど、人気アプリの豊富な品揃えを、スマートフォンを使わずに利用できるようにするもの。

1年間25GBのデータパッケージが含まれており、顧客はキュービック・テレコム経由で無料でアクティベートできる。データ接続は車両の外部アンテナを介して行われるため、受信品質が向上し、スマートフォンのバッテリーを節約することができる。

予約には、キュービック・テレコムのウェブサイト(audi.cubictelecom.com)での登録と認証、別途契約が必要。データパッケージの利用期間は1年間。国別の在庫状況については、アウディのパートナーにお問い合わせを。

包括的なナビゲーション・アップデートにより、顧客はより正確に充電計画を立てることができる。目的地に必要なバッテリー充電レベルを個別の目的地として定義したり、IONITYなど特定のプロバイダーの充電ステーションを選択することができるのだ。

スマートフォン・インターフェースは、スマートフォンを車両に接続し、そのコンテンツをMMIタッチディスプレイにシームレスに直接表示できる。ナビゲーション、電話、音楽、選択したサードパーティ製アプリなどのコンテンツは、ワイヤレスまたはUSB-Cケーブル経由で転送が可能。

さらに、ChatGPTはQ4のe-tron全モデルのオンライン音声入力に統合される。ChatGPTは、従来の音声コントロールを超える幅広いオプションを提供。拡張された音声コントロールにより、顧客はインフォテインメント、ナビゲーション、エアコンを操作したり、日常的な質問をしたりすることができる。

自然言語で情報を要求できるため、ドライバーは継続的に交通状況を把握することができ、運転がより安全になる。ChatGPTは、マイクロソフトのAzure OpenAI Serviceを介して提供される。アウディの顧客向けのこの新機能の基盤となっているのは、自動車グレードのChatGPTを統合した株式会社セレンスのChat Proソリューションだ。

45,600ユーロからの豊富な標準装備

プレミアムセグメントにおける電動モビリティへの参入は、Q4 35 e-tron1の45,600ユーロから始まる。Q4 Sportback 35 e-tron2は47,600ユーロから。アウディMMIナビゲーションプラス、アウディコネクトナビゲーションとインフォテインメント、フルデジタル10.25インチのアウディバーチャルコックピットインストルメントクラスターなど、充実した装備が用意されている。

トランクリッドは電動式で、オプションのコンビニエンスキーと連動して足のジェスチャーに反応する。フロント・シート・ヒーターも標準装備。このモデルは、両ボディ・バリエーションともすぐに注文可能である。

アウディQ4の魅力的なエントリーモデル「アウディQ4 35 e-tron」が登場!
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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