半世紀ぶりのサメ事故

タイムズは、サメによる非公式のデータベース「Golobal Shark Attack File」を元に、ニューヨーク市で人がサメに襲われるのは1958年以来だと伝えている。最後に起きた事故は、銛を刺したサメに男性が噛まれたいうもの。

専門家は、近年ブルーフィッシュやバンカーフィッシュといった魚が増えるなど、水質の改善を示す兆候があり、これを狙って捕食者がやってきていると指摘している。

ニューヨーク市では半世紀ぶりだが、周辺の水域ではサメに襲われる事故が繰り返し発生している。

ロッカウェイから車で東に1時間ほどの距離にあるロングアイランドのビーチ周辺では先月、4人がサメに噛まれた。事件後に実施したドローンによる監視活動により、ロングアイランドの沖合に約50匹のイタチザメが確認された。