どうして「タブグループ」機能は不遇なのか?

このようにタブグループ機能は、Google Chromeのタブ開きすぎ問題を解決できる機能をいろいろと持っていてとても便利です。しかし冒頭でも解説した通り、残念ながら「タブ開きすぎ民」に刺さっている機能とは思えない不人気ぶりがありそうなことも事実です。

今回、改めてタブグループ機能を解説向けに触り直して感じたことは「タブグループを作る工程自体がめんどくさいと感じる人が多いのでは」という点。

タブは情報収集ないしは仕事などをするうちに、どんどん勝手に開いていくものです。そして用が済んだら消すものでもあるので、グループに追加したいほどではないことが多いです。グループに追加するくらいならブックマークで十分かもしれません。

そしてどんどん開いたタブを探すのであれば、グルーピングするより「タブ検索」する方がいいという場合もあるでしょう。つまり「タブグループ」という発想そのものは悪くないかもしれないものの、2024年6月時点では中途半端な機能に留まっている感があります。

近い将来AIが自動でタブをグループ化してくれる?

そうした「タブグループ」の諸問題は、近い将来にはAIによって解決されるかもしれません。2024年1月、米GoogleがChromeにAI機能を3つ追加することが発表され、話題になりました。そのなかのひとつが、「Experimental AI」という、AIがタブの内容を判断して自動でグループを作成してくれる機能。

残念ながら2024年6月現在では日本は未対応ですが、近い将来実装される可能性が高く、期待が高まっています。AIによるタブグループ化が実装されれば、タブグループの不遇さは一挙に改善に向かうかもしれませんね。

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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