ボートは微風でも、アンカーを中心に左右に振れるので、置き竿でも十分に広範囲を探ることができ、アタリから自動的にアワセに繋がるようだ。
聞き上げると、1年ぶりの懐かしい引きが伝わる。それを味わいながら、8cmハゼを抜き上げる。
常連の皆さん(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
最終釣果
このあと、2本竿ともに次つぎとアタリが出て、1時間で4~10cm30尾。しかし、大潮による干満で水深の変化が大きい。急傾斜地のカケアガリのため、沖にアンカーを入れ替えると、水深が4mを超えた付近からアタリが出なかったり、序盤のペースを維持するのが難しかった。
中盤以降はヒネハゼを狙って移動を繰り返して拾い釣り。13時までに4~15cm35尾を追加。ゆっくり片づけをしていると、引き舟係の人が機械船で迎えに来て、桟橋に接岸。約6時間で4~15cm65尾だった。
ヒネハゼが交じった(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
今後の見通し
大沢代表からは前日桟橋付近で釣った人はフグが多く苦労していたとの情報があったが、当日の釣り場はまったく掛からず、快適な釣りができた。立秋以降は当歳の良型が多くなるので楽しみだ。
筆者の釣果はハゼ65尾(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年7月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。