飲食店向けアバター接客サービスの企画・運営などを行うアバターダイニングラボ有限責任事業組合は、ワタミ株式会社と協業し、居酒屋におけるアバターを通じたリモート接客の実証実験を7月29日(月)~8月29日(木)まで実施します(※8月11日(日)~16日(金)は除きます)。
アバターを通じて「人」がリモート接客
今回、実施される「アバター接客」実験は、 店員がリモート環境からアバターを通じて、オーダー受注や商品のおすすめといった接客・また顧客が楽しめるようなコンテンツを提供するものだといいます。
店内でのコミュニケーションに限らず、店先で店舗を決めるきっかけづくりとして、声をかけた顧客に店舗案内や空席情報などを伝えることもできるそうです。
アバター接客により、接客する側・される側ともに心理的ハードルが下がり、初対面でも話しやすくなるといいます。
労働人口不足が叫ばれ、効率化が求められている昨今、リモート環境を活用して、AIではなく「人」だからこそ提供可能な温もりのある、顧客に寄り添ったサービスを提供していくとのことです。
自宅から居酒屋でのアルバイトが実現するかも?
自宅からリモート接続できるアバター接客サービスを用いることで、将来的に働き手は同時に複数拠点を対応できる想定だといいます。移動時間が不要になる新しい働き方で、場所や時間に余裕が生まれ、スキマ時間を活用した副業人材の活用も可能になるといいます。
アバターダイニングラボでは今後、外国語対応が可能な人材の積極的な採用や、本店舗での同時翻訳機能の活用などを通じて、海外からの顧客にもサービスを提供できるよう検証していくそうです。
飲食店でのアバター接客が一般的になる日は、そう遠くないのかもしれません。
開催情報
期間:7月29日(月)~8月29日(木)
※8月11日(日)~16日(金)を除く
※アバター稼働時間は18時~23時
開催店舗:旨唐揚げと居酒メシ ミライザカ 新橋銀座口ガード下店
(〒105-0004 東京都港区新橋1-3-10 1F)
<参照>
アバターによるリモート接客の実験開始【アバターダイニングラボ×ワタミ株式会社】