7月3日(水)、東京都江東区と江戸川区の境を流れる旧中川にハゼの様子を見に出かけた。江戸川区側の小松川口から川に出て釣りを開始し、ゴロタ帯で12cmのマハゼが次々にヒット。暑さに耐えながらも、見釣りでの入れ食い状態が続き、最終的には8~12cmのマハゼ35尾を釣り上げた。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)
東大島駅周辺のハゼ釣り
7時すぎ、都営新宿線の東大島駅に到着。駅の真下が川だ。江戸川区側の小松川口から川に出ると、橋の周辺に釣り人の姿が見える。
ヒネ交じりでよく釣れており、例年より早く釣れ出したらしい。しばらく観察したあと、期待して江東区側のゴロタ帯に向かう。
中川大橋と駅の間で、護岸がカーブしている所にある入江状のポイントで開始。
釣りタックルとエサの準備
タックルは3.2mのカーボン製ハエ竿にミチイト0.6号を竿いっぱいに結ぶ。ハリはソデ3号でハリスは0.4号7cmをチチワ結びで接続。ウキは軸付きセル玉8mmをゴム管止めした下に中通しセル玉5mmを2個付けし、板オモリですべてのウキがゆっくりと沈むように浮力を調整。水深に応じてトップのウキが水面下5~10cmの位置にあるようにする。
エサはマルキユーのハゼほたてで、7mm前後のホタテの繊維を2、3本ハリに引っ掛けるように絡めて使用。
ゴロタ帯での釣り開始
ヘチはゴロタ石組で、ロープ杭の先が急深になっており、水深は1.5m前後。水色はクリアで止水状態。砂泥質の水底には頭大の石が点在しているのが見える。その周りがポイント。
石の際にエサを投入すると、1投目からウキが反応。ナジんだウキがスーッと横に引かれた。少し間をおいて聞きアワせると、キュッと竿先が絞られ、グイグイと引き込まれる。
抜き上げると12cmのきれいなマハゼが登場。大きな口を一文字に結んで、どんぐり眼をしたひょうきんな容姿は何とも愛らしい。
入れ食い状態のハゼ釣り
続けて10~11cmが3尾まで入れ食い。魚が集まっているようで、その後もウキがナジんだあとに出るアタリでコンスタントに釣れ続く。型は10cm級が多く、この時期として不満はない。
9時を過ぎるとカンカン照りとなり、魚の活性がさらに高まる。ロープ杭の手前の浅瀬にハゼが群れ出す。そこでこの群れを見釣りで狙うことにする。
ハゼの鼻先にエサを落とすとよく追い、3~5投に1尾の割合で釣れる。15cm前後の良型の姿もあるが、警戒心が強いようで近くにエサを落としても見向きもしない。