株式会社リクルートが運営するリクルートブライダル総研では、配偶者やパートナーとの関係について、全国の既婚者(法律婚・事実婚含む)の18歳~69歳にアンケート調査を行いました。
なお、本調査内での「20代」は、「18歳~29歳」を指します。
配偶者・パートナーとの関係、満足してる?
配偶者・パートナーとの関係について、満足度を質問(単一回答)。既婚者全体のうち60.3%が、配偶者・パートナーとの関係に満足していると答えました。
「パートナーシップ調査2024」の調査結果詳細(PDF)から引用(以下、同)
満足度を高めるカギとは?
関係の満足度に、考え方は影響しているのでしょうか。
単一回答で「配偶者・パートナー関係への意識」を聞くと、関係に満足している人の8割前後は、「配偶者・パートナーとの考え方が違うのは当たり前」「結婚しても個人の人生を尊重すべき」と答えています。
「配偶者・パートナーとの関係」における満足度と同様に、この設問でも、特に60代が他の年代より高い割合を示しています。結婚後も「個」を尊重することが、長く良好な関係を築くうえでのカギとなるのかもしれません。
良好な関係は「生活の質」にも影響?
配偶者・パートナーと良好な関係を築くことで、どんな影響があると思うかを単一回答で聞きました。
全体のうち約72%が「人生の幸福度」「心の余裕」「生活の満足度」にプラスに影響すると答えています。
20代と30代は、「仕事のパフォーマンス」「仕事のモチベーション」「仕事の生産性」が上がると答えた人が多くなりました。
配偶者・パートナーとの良好な関係は、生活や仕事のさまざまな側面に影響を及ぼすようです。
調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート
調査期間: 2024年2月16日(金)~2月22日(木)
調査対象: 全国の既婚者(法律婚・事実婚含む)の18歳~69歳の男女
回収サンプル数:3,100件
※本調査では、性・年代別に定数でサンプル回収し、集計時に実際の性・年代別既婚者の人口構成に合わせるために、サンプルに重み付けを行っています(ウェイトバック集計)。
<参照>
配偶者・パートナー関係 満足のカギは「個人の尊重」と「役割の柔軟性」満足層の割合は、60代で最も高く、次いで20代が高い