雨晴。

あまはらし。なんとも気持ちのいい響きの地名です。雨だけでなく心まで晴れ晴れとさせてくれるような、そんな気さえしてきます。

源義経が雨宿りをしたことでその名がついた雨晴。雨宿りではなく、雨晴、とこの地の名をつけた先人のセンスの良さに感激します。

富山県のJR氷見線。高岡駅から氷見駅を結ぶ短いローカル線の途中に雨晴駅はあります。ここを訪ねたのは昨年以来2回目。前回はうっすらと雪の残る冬の日でした。

雨晴駅は駅の向こうがすぐ富山湾。海を間近に望むことができる駅です。そんな青い海が見える雨晴駅にはやはり晴れ渡った青空がよく似合います。

筆者遠影。

黄昏ているおっさんは似合いません。

雨晴駅から歩いて10分ほどのところに道の駅雨晴があります。3階建ての白い建物はこれまた夏空の青によく映えます。前回来たときは雪が積もっていて床面がとてもよく滑って危険でした。