MLBのア・リーグが30日に行われ、フェンウェイ・パークでRソックスとマリナーズが対戦した。

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 Rソックスの先発投手はニック・ピベッタ、対するマリナーズの先発投手はローガン・ジルベルトで試合は開始した。

 先制点を挙げたのは3回裏のブレーブス。2アウト2、3塁の場面、ピッチャーのワイルドピッチで1点を先制すると、ここから打線に火が付く。2番 ウィルヤー・アブレイユのタイムリーヒットで1点を挙げると、続く3番 吉田正尚の5号ツーランホームランで2点を追加し、4対0に。その後も打線の勢いは止まらず、5番 タイラー・オニール、6番 ドミニク・スミス、7番 コナー・ウォンがタイムリーツーベースヒットを放ち、さらに3点を追加。7対0とマリナーズとの差を大きく広げる。

 マリナーズは4回表に4番 ホルヘ・ポランコの犠牲フライで1点を返す。だが直後の4回裏、Rソックスは2番 ウィルヤー・アブレイユのタイムリーツーベースヒット、3番 吉田正尚のタイムリーヒットで3点を挙げる。5回裏も、6番 ドミニク・スミスの6号ホームランと1番 ジャレン・デュランのタイムリーツーベースヒットで2点を追加し、スコアは12対1に。

 追うマリナーズは6回表、2番 ランディ・アロザレーナの16号ホームラン、3番 カル・ローリーの23号ホームランと2者連続ホームランで2点を返す。しかし、Rソックスは6回裏に4番 ロマン・ゴンザレスの2号ツーランホームランで2点を挙げ、14対3と点差はなかなか縮まらない。

 8回表、マリナーズは6番 ディラン・ムーアのタイムリーツーベースヒットなどで4点を入れ、粘りの攻撃を見せたものの、試合は14対7でRソックスの勝利となった。

 この試合の勝ち投手はRソックスのニック・ピベッタでここまで5勝7敗0S。負け投手はマリナーズのローガン・ジルベルトで、ここまで6勝7敗0Sとなっている。

 なお、Rソックスの吉田正尚はこの試合で5打数3安打(1HR)4打点、打率は.279。

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 ここまでRソックスは56勝49敗、6.0ゲーム差で東地区3位。一方マリナーズは56勝52敗、0.0ゲーム差で西地区2位となっている。

注)日時の表記はすべて日本時間での記載