ボナールの最大の魅力は、この美しい色使いだと思う

プロジェクションマッピングで没入型の展示も。この美術館を手がけているのは「アトリエ・ド・ラ・リュミエール」と同じ組織なので、この手の映像アートはお手のもの。

そして、ボナールといえば、猫。この展覧会にもかわいい猫ちゃんが何匹か♪目を細めて鑑賞。

浮世絵にも、猫はたくさんでてくる

ショップには、作品にたくさん描かれてるタッケル(ボナールはタッケルがとりわけお気に入りだったそう)や猫ちゃんぬいぐるみも

オルセーから来た美女4人のマグネット 並べて貼ったらかわいいね

「オテル・ド・コーモン」は18世紀建立の美しい建物。ロマンティックな雰囲気のカフェ&テラスもあって、食事やお茶も楽しめる。

デザートのフランボワーズタルトがおいしくて、どこの?と聞くと、「フィリップ・スゴン」。やっぱり、ご近所だし。

帰る前、ちょっとだけ時間あったので、ミラボー通り散歩して(名門カフェ「レ・ドゥ・ギャルソン」は、ずーっと閉店中・・)、このMOFパティシエのお店でサブレを少しゲット。ついでに、1年前からエクスに来たら行きたかったお店があったので、そちらも駆け足で寄り道。

あっという間のエクス滞在だけど、素敵な展覧会と、久しぶりにこの美しい街&サント=ヴィクトワール山を見られて嬉しい。

エクスの中心地、ミラボー通り

ずーっと工事中の名物カフェ またこのカフェのテラスに座れる日が来ますように

TGVの車窓から、サント=ヴィクトワール山 セザンヌがらみで、市内に新しい美術館だかスペースができるらしい

フィリップ・スゴンで仕入れたサブレ 半分は、TGVの中で食べちゃった

そして戻ったパリで、ボナールの最愛猫であり絵に描かれた3大大好き猫の一つでもある”白猫”が恋しくなり、「オルセー美術館」へ。

あれ、いつもの住処にいない!また出張に出ちゃった?とうろたえるも、すぐ横のエリアでやってる”ナタナエル・エルブラン”展の壁にいるのを発見。エルブラン作の、黒猫&オスカーという名の白猫を従えて飾られてて、なんかとっても微笑ましい。

いた!

これぞ、猫中の猫 エルブランの黒猫も悪くない

こちらの3匹も、大好きなボナール猫 授乳中の母猫の顔、たまらない💕

エルブラン展のポスターにもなった作品 似てるよね、ボナールの母猫に

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年5月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。