バイエルン・ミュンヘンが、アーセナルに所属するウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ(27)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『キャッチ・オフサイド』が伝えた。
今季もここまで公式戦28試合に出場して1ゴール3アシストを記録しているカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスの去就が不透明となっているバイエルン。来夏に契約満了を迎えるものの、延長交渉が難航しているカナダ代表DFにはレアル・マドリード(スペイン1部)の可能性が盛んに取り沙汰されている。
その後釜としてミランに所属するフランス代表DFテオ・エルナンデスやジローナ(スペイン1部)のスペイン人DFミゲル・グティエレスに関心を示しているなかで、バイエルンは新たにニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)も関心を示すジンチェンコにも注目しているようだ。
その一方で、アーセナルは日本代表DF冨安健洋ともポジションを争うジンチェンコと2026年夏まで契約を残しているものの、負傷離脱を繰り返している影響もあり、売却に前向きだという。その際には移籍金3300万ポンド(約62億4000万円)を要求するようだ。
昨夏にマンチェスター・シティからアーセナルに加わったジンチェンコは、卓越した足元のテクニックや高水準なキック精度の高さを武器に昨季は主力としてプレー。今季は負傷離脱がありながらもここまで公式戦27試合に出場して1ゴール2アシストを記録している。