学生のキャリア形成を支援する株式会社コンコードアカデミー(以下、コンコードアカデミー)は、大学1年生から就活生まで使える就活サイト「CareerPod(キャリアポッド)」をリリースしました。

「CareerPod」のサイトコンセプトは「落ち着くブックカフェ」。まだ自分の将来に関心を持てない大学1年生や、就職活動に抵抗感がある学生でも、親しみを持てるようなデザインになっているそうです。

「スロー就活」を推奨

「CareerPod」では、一人ひとりが望むキャリアを実現するための「スロー就活」と「社会に出るための準備」をサポートします。

コンコードアカデミーが提唱する「スロー就活」とは、大学1、2年生の早い時期から自分の人生やキャリアにじっくりと向き合う就活スタイルのこと。

また、「社会に出るための準備」をする機会として、長期インターンへの参加を推奨し、募集情報を提供しています。

長期インターンシップへの参加が、入社後に早く活躍できる可能性を高め、より充実した状態でキャリアをスタートできるようになるといいます。

キャリアを体系的に学習

「CareerPod」では、ビジネス知識を持たない大学1年生でも理解できるよう、キャリア設計を基本から学ぶことができるといいます。

コンコードアカデミーの渡辺秀和代表取締役会長が東京大学で行ったキャリア設計の授業をベースに、仕事や業界ごとに、講座形式で第1回からスタートする複数の記事で構成。

段階的にテーマについて理解を深められるため、学び方に悩まずに必要な知識を習得できるそうです。

また、学生が安心してチャレンジできるという長期インターンを厳選して、募集情報も掲載しています。

「早期離職問題」の解決を目指す

コンコードアカデミーは、「学生に早い段階から、自分のキャリアと真剣に向き合い、夢や志を実現するようなキャリアを歩んでほしい」という想いから設立。

「自分がやりたい仕事は何か」「どのようなキャリアの選択肢があるのか」といったことがわからないまま、就職先を決めてしまう学生が多くいるそうです。

厚生労働省が発表した「学歴別就職後3年以内離職率の推移」によると、「大卒の新入社員のうち約30%が3年以内に離職してしまう」という問題が25年以上も続いています。

このような日本の状況を変えるために「CareerPod」では、学生が自分の志向や仕事の解像度を高めた状態で就職活動に臨むことができ、より豊かなキャリアをスタートできるようなサービスを提供しているといいます。

<参照>

大学1年生から就活生まで使えるあたらしい就活サイト「CareerPod」をリリース