東京都などが、起業家たちの再出発を支援する「TOKYO Re:STARTER」というプログラムを実施しています。起業失敗のリスク軽減や起業のすそ野拡大を目指し、さまざまな支援を用意しているとのことです。

イベント参加型の「TOKYO Re:STARTER コミュニティ」

「TOKYO Re:STARTER」は、過去に起業に失敗したり、廃業したりした経験を持つ人を支援しようと立ち上がりました。

参加者のビジョンに合わせて用意されているプログラムは大きく分けて2つあります。そのうちの1つが「TOKYO Re:STARTER コミュニティ」。起業経験者のセカンドキャリア支援を目的として、先輩起業家によるトークセッションや参加者同士の交流会など、リスタートのきっかけを提供するプログラムです。

参加者は全8回のイベントに無料で参加することができます。7月17日(水)にはTokyo Innovation Base(東京都千代田区)で第1回のイベントが開かれる予定とのこと。

「ChatWork誕生は30度目の正直!? 29回の失敗を経てIPO達成までの再挑戦秘話とは」と題したイベントで、専用サイトから申し込み可能です。

伴走支援充実の「TOKYO Re:STARTER STUDIO」

もう1つのプログラムは、専門家や投資家とのマッチング創出を目指す「TOKYO Re:STARTER STUDIO」。スタートアップ起業に再挑戦したい起業経験者が、経験豊富なメンターやエンジニア、マーケターのサポートを受けながら投資家からの資金調達や企業との業務提携を目指すプログラムです。

特に対象となるのは、スタートアップ起業を目指す過去に破産などを経験した起業家や、現状のビジネスモデルでの成長ができず事業転換を検討している起業家。応募は10月31日(木)までで、こちらも参加費は無料とのことです。

<参照>

起業家の再出発を支援する 「TOKYO Re:STARTER」コミュニティ・アクセラレータープログラムの申し込みがスタート

TOKYO RE:STARTER コミュニティイベント#1 『ChatWork誕生は30度目の正直!? 29回の失敗を経てIPO達成までの再挑戦秘話とは』