一般社団法人Robo Co-opは、世界難民の日に合わせて、同法人が実施するプログラム参加を経てデジタルスキルを身につけた難民やシングルマザーらが講師を務める生成AI(ChatGPTなど)をめぐる研修を実施したいという企業や団体からの申込受付を開始しました。
Robo Co-opとは?
Robo Co-opは、難民やシングルマザーなど、多様な背景を持つ人々のデジタルスキル習得を支援している一般社団法人です。
発足から約3年、難民やシングルマザーの教育と雇用機会の拡大に取り組んでおり、これまでに約50人がデジタルスキルを習得したといいます。
彼らが学んだ知見を活かして講師として登壇する研修は、生成AI領域での活躍を目指す多くの人々に新たな機会を提供するために行うものだといいます。
Robo Co-opが提供する生成AI研修
Robo Co-opの生成AI研修は、ノーコードやローコードのスキルを中心に、生成AIのプロンプトエンジニアリングやAPI連携を実践的に教えるものです。
ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)、DEI(多様性・公平性・包括性)に取り組む企業に向けて、女性や外国人従業員が現場で輝けるよう支援するといいます。
生成AIの基礎からプロンプトエンジニアリングの手法、現場で使えるユースケースの紹介(議事録作成・市場調査・データ分析・戦略策定など)、チャットボットのカスタマイズ方法などを教えます。
実践ワークショップでは、現場で使えるプロンプトの雛型構築や導入のためのロードマップ策定のノウハウが学べるそうです。
さらに、組織内で生成AIの活用が浸透するよう、3~6カ月に渡り5人1組のグループで伴走支援を実施。定期モニタリングや毎週のオフィスアワー、オンラインチャットを通じてサポートを提供するとのことです。
<参照>
講師は難民!世界難民の日に合わせ、Robo Co-opでデジタルスキルを習得した難民によるChat GPTを活用した生成AI研修の申込受付開始