大学生が車を持っているかの実態調査や、ガソリンの高騰に関する意識調査などを行いました。

大学生のガソリン節約事情や車の所持に関するアンケート調査【ガクセイ協賛】

株式会社ガロア (GALOIS Inc.、本社:東京都港区、代表取締役CEO:浅井亮祐、以下当社)は、2024年春に日本全国の大学生(若者)を対象に「車およびガソリン代」に関する調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。

調査概要

調査期間:2024年03月25日(月)~2024年04月05日(金)

調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約800の学校の学生

調査方法:インターネット調査

対象者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生1982名

対象属性:女性1069人、男性913人、性別未回答0人

背景

当社で運営する大学生専門の協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」は、現在の導入団体が800大学8000団体、会員数が12万人を超えており、当社は、多くの学生の声を直接集めることができる強みを生かし、現代の学生の実態を通して新しい視点をご提案することを目的に調査した内容を紹介しています。

質問項目

Q1:家に自分が運転する車はありますか?

Q2:どなたの車ですか?

Q3:ガソリン代節約のため何をしていますか?

Q4:車が欲しいと思うことはありますか?

Q5:なぜ必要ないと思いますか?

調査結果のサマリー

・自宅に自分が運転できる車がある割合は34%

・所有者は親であるケースがほとんどで、自分の車である割合は14%

・ガソリン代の節約を心掛けている割合は50%

・大学生が車を欲しいと考える割合は50%

・車が不要と考える理由1位は「免許を持っていないから」

大学生の車事情について

大学生のガソリン節約事情や車の所持に関するアンケート調査【ガクセイ協賛】

「Q1.家に自分が運転する車はありますか?(n=1982)」

まず初めに「Q1.家に自分が運転する車はありますか?(n=1982)」という質問をした。

結果、34%の大学生が「はい」と回答した。

自己所有であるかどうかは事項で深堀りするが、何かしらの形で、およそ1/3の大学生は自宅に自分が運転できる車があることがわかった。

また、はいと回答した方の割合は男性の方が女性よりも、やや多いことがわかった(男性39%:女性30%)。

運転する車は誰が所持しているのか

大学生のガソリン節約事情や車の所持に関するアンケート調査【ガクセイ協賛】

「Q2.どなたの車ですか?(n=671)」

Q1で「はい」と回答した方に「Q2.どなたの車ですか?(n=671)」と質問をしたところ、自己所有の割合は14%で、自宅にある車のほとんどが親の車であることがわかった(85%)。

自宅に自分が運転できる車がない学生を含めて、全体の所持率を出すと「4.7%(94/1,982)」であった。

大学生のガソリン代節約に対する意識

大学生のガソリン節約事情や車の所持に関するアンケート調査【ガクセイ協賛】

「Q3.ガソリン代節約のため何をしていますか?(n=671)(重複回答可)」

さらに、自分が運転できる車があると回答した671人に、ガソリン代の節約に関するこんな質問をしてみた。

「Q3.ガソリン代節約のため何をしていますか?(n=671)(重複回答可)」

すると、5割の方は「何もしていない」、5割の方は何かしらの節約を心がけていると回答した。

2023年ごろから、油価格の高騰や円安の進行、補助金の縮小などを理由にガソリン代は過去最高水準まで値上がっている。この影響は若い世代の行動にも影響を与えているようだ。

また、節約志向に関しては、男女の違いも明確に出ている。

ガソリン代を節約できる運転方法を心掛けている(男性35%:女性20%)

何もしていない(男性41%:女性:60%)

親の車を借りる場合、運転の頻度が少なかったり、運転距離が短い場合は、自分でガソリン代を負担しないケースが多いだろう。特に女性がガソリン節約への意識が低いのは、そもそもあまり運転しないためガソリンを入れる機会自体がない可能性がある。