カリグラの暗殺

裏切りと陰謀…古代の世界を震撼させた7つの暗殺事件
(画像=カリグラ暗殺後、カーテンの後ろに隠れていたクラウディウスを皇帝に推挙するプラエトリアニ ローレンス・アルマ=タデマ – 不明, パブリック・ドメイン, リンクによる,『TOCANA』より 引用)

 カリグラは紀元37年から41年にかけてローマ帝国を統治した第3代皇帝で、その統治は狂気、残虐行為、贅沢で知られている。紀元40年、カリグラはエジプトのアレクサンドリアに移住し、神として崇拝される計画を発表した。これに反発した元老院は、プラエトリアンガードのカッシウス・カエレアにカリグラの暗殺を命じた。カリグラの死後、叔父のクラウディウスが皇帝に即位し、ローマに安定をもたらした。