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【1970年(昭和45年)発売】2代目・20系カローラ
【1974年(昭和49年)発売】3代目・30系カローラ

【1970年(昭和45年)発売】2代目・20系カローラ

「今の車は大きすぎて駐車場に入らない…」今と昔でどれくらい違う?歴代カローラで見るボディサイズの変化!「高い軽」売れる理由はこんなところにも?
(画像=『MOBY』より 引用)

2代目カローラは1970年にデビュー。初代カローラデビュー時の日本人平均年収は54.9万円でしたが、わずか4年の間に平均年収は94万円まで上昇しました。それでも2代目カローラの販売価格は約43万と、先代から1万に満たない値上げに留められています。

2代目カローラのボディサイズは全長3,945mm、全幅1,505mm、全高1,375mm、そして排気量1.2Lと、初代よりも全体的にサイズアップしています。室内空間を広げ居住性を向上させたほか、燃料タンクの容量も拡大。東名高速の全線開通によって長距離移動をする人が増えていくことを見据えていたようです。

【1974年(昭和49年)発売】3代目・30系カローラ

「今の車は大きすぎて駐車場に入らない…」今と昔でどれくらい違う?歴代カローラで見るボディサイズの変化!「高い軽」売れる理由はこんなところにも?
(画像=『MOBY』より 引用)

1974年に登場した3代目カローラでは、衝突安全性能を高めるためにボディサイズをさらに拡大。全長3,995mm、全幅1,570mm、全高1,375mmと、初代から比べると10cm近く全幅が広くなっています。

このボディ拡大は衝突安全性以外にも、年々厳しくなる排出ガス規制への対応によるスペース確保にも備えていました。古い車が現在の車よりも小さいのは、こうした規制に対応するための補機が少なく済んでいたからとも言えますね。