「ナイキ」と「ハイパーアイス」がテクノロジー内蔵ブーツとベストを発表
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

 「ナイキ( Nike)」とフィットネステクノロジー企業の「ハイパーアイス(Hyperice)」は、アスリートがトレーニングや試合を通じて最高のパフォーマンスを発揮できるように共同開発した、ウェアラブルテクノロジー「ナイキ×ハイパーアイス ブーツ」と「ナイキ×ハイパーアイス ベスト」を7月10日に発表した。なお、現時点では販売は未定。

 「ナイキ×ハイパーアイス ブーツ」は、アスリートの足と足首に必要に応じて温熱とダイナミック エアコンプレッションを用いたマッサージを提供する シューズ。足と足首の筋肉と組織の深部まで熱を伝えるように設計されており、アスリートの動き、パフォーマンス、自然で素早いリカバリーをサポートする。シューズのインソールにはバッテリーが内蔵されており、3段階の加圧と温熱を選択することができ、ボタンを押すだけで両方のシューズを同時、または左右のシューズを個別に作動させることができる。

 アスリートがこれまでコントロールできなかったパフォーマンスに影響を与える要素の一つである環境をターゲットとした「ナイキ×ハイパーアイス ベスト」は、温冷療法用デバイスに用いられる熱電クーラーを使用して氷や液体を使うことなく瞬時に加熱、冷却が可能な一着。さらにベストには、センサーが自律的に体温を維持するサーマルモジュールが内蔵されている他、ベスト内のエアブラダーと圧力センサーは、サーマルモジュールを内側に押し込むことで身体にフィットし、快適性を高めると同時に加熱、冷却の技術の効果を最大限に高めるという。

 「 ナイキ」は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ』に登場した自動調整シューズ「 Nike Mag」や「Air Jordan Ⅺ」といったテクノロジー内蔵シューズを開発したことで、SFファンの注目を集めてきたが、ボディケアプロダクトのリーディングブランド「ハイパーアイス」とアスリートの可能性の限界に挑む「ナイキ×ハイパーアイス」にも期待だ。

文・田村太陽/提供元・SEVENTIE TWO

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