空気清浄機の掃除ってちょっと面倒だなぁって感じてませんか？でも、ちょっとしたコツを知っておくと意外と簡単なんです。
この記事では、空気清浄機の掃除方法や掃除の頻度、おすすめのアイテムについて詳しくご紹介します。日々の生活に役立つ情報をお届けするので、ぜひ参考にしてくださいね。
空気清浄機の仕組み
まずは空気清浄機の仕組みについて解説していきます。空気清浄機は、吸気口から空気を取り込み、フィルターを通してホコリや花粉、ウイルスなんかを取り除いてから、きれいな空気を排気口から出します。
空気清浄機にはいくつかのフィルターが使われていて、大きく下記の3種類があります。
■プレフィルター
大きなホコリやペットの毛をキャッチします。
■HEPAフィルター
アレルゲンや微細な粒子を捕まえてくれる高性能なフィルターです。
■活性炭フィルター
臭いや有害ガスを吸着します。
基本的に、ユーザーが自分で掃除できるのはこのフィルター部分までです。空気清浄機を分解して内部まで掃除するのは、保証対象外になることが多いので注意してください。内部の汚れや大きな故障は、メーカーに頼むのが一番安心です。
掃除の必要性と頻度
空気清浄機の掃除をしないとさまざまなデメリットが発生する可能性があります。フィルターが詰まると効果が落ちるほか、効率が下がることによって電気代も上がってしまいます。さらに、フィルターに溜まったホコリが原因で空気を逆に汚してしまうことも。もし普段掃除をしていない人はぜひこの機会に掃除をしてみてください。
掃除の頻度は使い方や環境によって違いますが、一般的には下記の通り。
■プレフィルター
1～2週間に一度の掃除が理想的です。
■HEPAフィルター
3～6ヶ月に一度の掃除、またはメーカー推奨の頻度での交換。
■活性炭フィルター
3～6ヶ月に一度の交換。
掃除の前に用意するもの
空気清浄機の掃除の手順を説明する前に、掃除に必要になる道具をまとめます。以下のものを準備しておくとスムーズに進められます。
■掃除機
フィルターのホコリを吸い取るために使います。
■柔らかい布やブラシ
フィルターや本体の細かい部分を掃除するのに便利です。
■中性洗剤
フィルターや部品を洗浄する時に使います。ただし、洗剤によっては部品を劣化させてしまう可能性があるためメーカー指定の洗剤を使うことをお勧めします。
■乾いた布
洗浄後の部品を拭くために使います。
■取扱説明書
掃除の手順や注意点を確認するために必須です。
掃除の手順
いよいよ掃除の手順について説明していきます。空気清浄機の掃除は以下の手順で行います。
- 電源を切る：掃除を始める前に必ず電源を切り、コンセントを抜きます。
- フィルターを取り外す：取扱説明書に従って、プレフィルターやHEPAフィルターを取り外します。
- フィルターの掃除：
■プレフィルター
掃除機を使ってホコリを吸い取るか、水で洗い流し、中性洗剤で軽く洗浄します。その後、完全に乾かします。
■HEPAフィルター
掃除機で表面のホコリを軽く吸い取ります。洗浄可能な場合は、中性洗剤で洗浄し、完全に乾かします。
■活性炭フィルター
基本的には交換が必要ですが、軽く掃除機をかける程度で表面のホコリを取り除きます。
- 本体の掃除：柔らかい布やブラシを使って、本体の外側や吸気口、排気口の周りを掃除します。必要に応じて中性洗剤を使用しますが、水分が内部に入らないように注意します。
- フィルターを戻す：フィルターが完全に乾いたことを確認したら、元の位置に戻します。
- 電源を入れる：最後に電源を入れ、正常に動作するか確認します。
なお、製品によって手順が異なる場合があるので、必ず取扱説明書を確認してください。
まとめ
空気清浄機は、室内の空気を清潔に保つために欠かせない家電です。その効果を最大限に引き出すためには、定期的な掃除が大事。この記事では、空気清浄機の仕組みから掃除の手順、必要なアイテムまで詳しく説明しました。ぜひ参考にして、空気清浄機のメンテナンスを行ってみてくださいね。
提供元・BCN+R
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