重い病気を患っており、残された時間はわずか数週。そう診断された女の子のために地域の人たちが一丸となって動きだしたことを、『USA TODAY』などアメリカのメディアが伝えている。
■女児の体調に異変
アメリカ・ウィスコンシン州で暮らすディレイニー・クリングスちゃん(4)が、少し前に耳の感染症を起こし調子を崩した。それは短期間で改善したが、ディレイニーちゃんはバランス感覚を失い始め、フラつくことが増えていった。
その様子を見た母親が念のため病院に連れて行ったところ、医師は脳腫瘍ができていると診断。詳しく検査したが「すでに末期」と言われ、「余命は6週間ほど」「3ヶ月生きられたら奇跡だと思う」と告げられた。