■「置き配利用経験がない」人も注意
ネット上では、以前より「置き配に設定していないのに、勝手に置き配に設定されていた」という疑問の声が少なからず上がっている。そこで今回の事例と合わせ、「アマゾンジャパン合同会社」に取材を打診したが、残念ながら同社からの回答は得られなかった。
なお、Amazonページ内では置き配オプションについて「初期設定では、置き配オプションを利用する設定がされており、置き場所が玄関になっています」「置き場所を玄関以外の場所に変更するか、置き配オプションの利用を解除する場合には、置き配指定から変更できます。なお、指定内容は次回以降の配送オプションの指定として保存されます」と説明している。
引っ越しなどの事情で、新しい届け先の住所を登録したばかりの人は、置き配オプション利用の有無を確認しておくべきだろう。

(画像=『Sirabee』より引用)
また、さらに気をつけたいのが「これまで置き配を利用した経験がない」というユーザー。これまでも置き配ではなかったから…と、安心して商品を購入してしまいそうになるが、Amazonは配送拠点の新設に伴い、置き配サービスのエリアを拡大させている。
つまり、これまでは置き配サービスの「対象外エリア」であったのが、サービス拡大の影響で「置き配対象エリア」に含まれ、置き配オプションが自動で有効となっている…というケースも起こり得るのだ。
ヤマト運輸が6月より置き配対象となる荷物の拡大を予定しているように、今後も配送形態が「置き配」にフォーカスされていくのは間違いない。
半ばルーティンとなった「いつもの買い物」ほど細かい部分を気にしなくなるため、次回Amazonを利用する前に、今一度オプション設定を確認しておこう。