ある陰謀論者たちは、血まみれの馬がロンドンを走り、ビッグベン(エリザベスタワー)が止まったのは、「終わりの時」を告げる暗い「前兆」だと信じている。

 4月24日、ロンドンにて血まみれの馬が首都の通りを走り回るという異様な光景が目撃された。

 体重1トンにも及ぶ騎馬5頭がパニックになり、騎手からはぐれてロンドン中心部で暴れ始めたのだ。

 ソーシャルメディアでは1頭の白馬が血を流してロンドンを走っている映像が公開され、さらにもう1頭は駐車中のツアーバスにぶつかって負傷したと報じられた。

 この2頭は、バッキンガム宮殿からロンドン東部のライムハウスまで5マイル(約8km)以上を走り抜けた。1頭は病院に送られ「非常に深刻な状態」とされているが生きていると言われている。なお、このパニックによって4人が負傷した。

 そして午前9時過ぎ、象徴的な時計塔であるビッグベンが止まり動かなくなったことで、ある種の暗い「前兆」のようだという説が広まることとなった。

 ある人物はXに、「ビッグベンは停止し、ロンドンの通りを血に覆われた馬が走っています。誰かがタワーのカラスをチェックした方がいいかもしれませんね。これはある種のフィナーレのように感じます」と投稿した。

 別の人物はこのニュースに反応し、「私は迷信深い人間ではないけれども、これは間違いなく500年間の苦しみと争いの闇の幕開けとなる類の前兆です」と述べている。

 関係者は、「ビッグベンの時計が止まった…ロンドンでは馬が血まみれで走り回っている。ロンドン塔からはすべてのワタリガラスが去り、私たちには災いの前兆のフルセットがもたらされた」と付け加えた。

 不吉なニュースだが、「終末の前兆」ではないことを祈るばかりだ。

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文=にぅま(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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