アメリカで保安官として働いていた男が、10件の重罪に問われている。治安を守る仕事とは真逆の反社会組織との関わりについて、『Mercury News』や『Eastbay Times』が報じている。

■保安官との二重生活

カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡の保安官だったクリストファー・ビンガム被告が、別名を使って暴力的なアウトロー・バイカー集団と深く関わった罪で逮捕された。職務上の生活とは別に「チャールズ・テイト」と名乗り、バイカー集団モンゴルスのメンバーとして活動していたという。

ビンガム被告は勤務先の留置施設のロッカーにモンゴルスのステッカーを貼るなど、公私にわたりモンゴルスへの関心を示していた。同僚らに対して「警察が最大の犯罪集団」と発言するなど、反体制的な言動も見られたそうだ。