アルゼンチンのUFO博物館に当局が急襲され、他の数十の古美術品を回収した後、ペルーのミイラの足を持ち去ったという奇妙なニュースが飛び込んできた。
地元メディアの報道によると、この作戦は水曜日の朝、連邦警察とインターポールの捜査官がビクトリア市にあるオヴニ美術館にて行った。
この人気観光スポットは、2005年から研究者のシルビア・ペレス・シモンディーニ氏の自宅で運営されていると言われており、UFO現象のさまざまな側面を描いた幻想的な外観が特徴となっている。
博物館の中には、図書館、プレゼンテーションスペース、そして、ペルーで発見されたミイラの足を含む数々の展示品がある。
この工芸品は、何年も前から博物館に展示されていたものだが、アルゼンチンのペルー大使館がその存在に気づいたのはごく最近のことらしい。
ミイラの足のことを知った彼らは、文化的・考古学的遺物の違法取引を保護するという両国間の協定に違反していると考え、アルゼンチン当局に警告した。
その後の調査で、ミイラの足を映したYouTube動画が公開され、このことが水曜日の朝にUFO博物館が襲撃されるきっかけとなったようだ。
当局はミイラの足の押収に加え、ペルーからアルゼンチンに不法に持ち込まれた疑いのある陶器や化石など、60点以上の遺物を回収した。これらは国内で発見されたもので、博物館の学芸員が誤って保管していたものだという。
シモンディーニは以前、リマへの休暇中にミイラの足を見つけ、それを様々な博物館に譲ろうとしたが、どこも受け取ることに同意しなかったので、最終的に彼女のコレクションの一部として展示することを決定したのだという。
彼女は、強制捜査を「不愉快だ」とし、「ここビクトリア州の海岸にあるものをたくさん持っていかれた」と嘆いた。シモンディーニが不正入手したとされる工芸品の所持で刑事告発されるかどうかは不明である。
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文=黒蠍けいすけ(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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