マレーシアにて、寄宿学校の生徒約50人が集団ヒステリーに襲われる事態が発生。しかしこの事件の裏に「超自然的な生物」の目撃が関係している?という疑惑が出てきて話題になっている。
この事件は、21日日曜日の午後、バトゥ・キキールのコミュニティーにある国立特別モデル中等学校にて、31人の女子生徒と19人の男子生徒が悲鳴と泣き声を上げるパニック発作に見舞われた。 この奇妙な集団ヒステリーの背後に何があったのか、学校関係者は何の説明もしなかったそうだが、ある生徒の母親が子供から聞いた話として奇妙な証言を行って注目を集めている。
「私の子供は、『友達に似た生き物』が自分たちをグラウンドに呼んでいるのを見たそうです」
彼女の娘によれば、隣にいる友人と瓜二つの何かがグラウンドにいて、彼女らを呼んでいたそう。ドッペルゲンガーか、それとも姿を変えることのできる妖怪だったのかは不明だが、『もう一人の友人』を目撃した生徒たちは当然ながら狼狽。
「最初、彼女の友人が悲鳴を上げ、それが娘を含む他の人に広がり、生徒たちが泣き始めました。幸いなことに、友人の一人が『もう一人の自分』がいる現場に行こうとする少女を何とか引き留めました」
こうして二人の友人が対面することはなかったそうだが、この異常事態に遭遇した生徒らはパニック状態になってしまったそうだ。
何とも荒唐無稽な話であるが、この話は生徒や保護者の間で囁かれているだけであり、学校当局によって確認されたわけではない。その背後には、謎の集団ヒステリーが発生したにも関わらず、何の説明もせず生徒たちを1週間帰宅させただけで済ませた学校側への不信感が影響しているものと考えられる。
果たして子供たちは何を見たのか。騒動の真相が明らかになる日は来るのだろうか。
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文=田中尚(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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