インターネットリサーチ事業者GMOリサーチ&AI株式会社は、国内のモニター1,105人を対象に、AIトレンドに関する自主調査を実施しました。

生成AIの認知および利用の変化と現状

2024年5月に実施した調査では、生成AIの認知度と利用状況に関して、2024年2月の調査とほぼ変わらない結果となりました。認知度では、2023年11月と比較すると、「全く知らない」が減り、「少し知っている」が多少増えているものの、「ある程度知っている」「よく知っている」はその時期から横ばい状態です。

そのため、生成AIはある程度認知が進んでいるものと考えられ、今後に浸透を図る場合は「少し知っている」の人の動きが重視されるでしょう。

そのため、生成AIはある程度認知が進んでいるものと考えられ、今後に浸透を図る場合は「少し知っている」の人の動きが重視されると同社は伝えています。

また、「定期的に利用している生成AIサービス」に関しては、ChatGPT(OpenAI)という回答が61.8%と2024年2月に引き続き多い結果を示しているといいます。

勤務先や取引先での生成AI使用の是非については「わからない」が約半数

生成AIを扱うことに対する捉え方に関する調査では、「勤務先での使用」・「取引先での使用」共に、積極的な意見や好感を抱く意見が消極的な意見の倍近くになりました。

一方で、双方共に「わからない」「特に何も思わない」という意見が約半数という結果に。この背景には、生成AIに対する知識不足やなんとなくで使っているなどの利用者の現状を示唆しているようです。

調査概要

調査テーマ:AIトレンドに関する自主調査

調査地域:日本国内

回答者数:1,105人

調査対象:15歳以上の男女

調査期間:2024年5月20日(月)

調査方法:オンライン調査

調査主体:GMOリサーチ&AI株式会社

<参照>

勤務先での生成AI活用に対して肯定的な人は否定的な人の2倍以上【GMOリサーチ&AI】