■ハイテク電子レンジ開発のきっかけは

セブンとシャープが進める「電子レンジ」革命、天才すぎる機能に衝撃 弁当のQRコードが鍵になり…
(画像=『Sirabee』より引用)

なぜ、QRコードで読み取る電子レンジを開発したのだろうか。シャープの製品担当者は、「セブン‐イレブン・ジャパン様から、従業員の習熟度に関わらず、より簡単に、ミスなく操作できる電子レンジを開発したいとご相談いただき、QRコードで加熱情報を自動検知する仕様を搭載した電子レンジの検討・開発に至りました」と説明する。ある種、セブンとシャープが手を組んだ商品と言える。

余談だが、学生時代コンビニでアルバイトをしていた記者は研修期間中、弁当に記載されていた1500Wと500Wの加熱時間を間違え、商品を手で持てなくなるほど熱々に加熱してしまったことがある…。QRコードであれば、こうしたミスも起きないということだ。

製品担当者は、「本機はQRコードを読み取り、料理に適した加熱情報を自動で検知できるため、お客様自身で操作いただきやすいという特長もあります。セブン‐イレブン様にまずはテストとして一部の店舗から設置いただけることになりました」と、件の電子レンジの強みを説明する。