■警察の対応を批判

母親は渋々了承して違反切符を受け取った。しかし納得がいかなかったようで、一連の体験をメディアに話すことにしたようだ。

母親は、「彼ら(警察官たち)は、『なぜ事前にトイレに連れて行かなかったのか』『息子さんはトイレを我慢できる年齢ですよね?』と発言するなど、失礼な態度でした」「息子には感覚処理障害があって、尿意を感じるのも遅くなってしまうことがあるんです」「正気の沙汰とは思えません」と各社の取材に話している。

続けて、「これは公園だけの問題ではありません。子供をもつ親として、公共トイレがどこも使えなくて、いつも苦労しているんです」「何も私は道路脇でなら用を足していいと言っているわけではありません。どうしてもトイレを我慢できない子供の緊急事態だったんです」などと話して、裁判所出廷時に異議を唱える意向を明かした。