株式会社ローソン銀行と株式会社アイリッジの連結子会社株式会社フィノバレーが、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用するデジタル地域通貨の現金チャージに関する提携を発表しました。

この提携を機に、デジタル地域通貨へのローソン銀行ATMからの現金チャージが順次可能となるようです。

MoneyEasyを使ったデジタル地域通貨は全国に

地域経済やコミュニティの活性化を目指して自治体や企業が発行する「デジタル地域通貨」。スマートフォンの専用アプリでの運用が、主だった決済方法です。

MoneyEasyは、デジタル地域通貨サービスを開始・運用するためのプラットフォームです。都区内であれば、板橋区「いたばしPay」・江東区「カケハシコイン」・世田谷区「せたがやPay」などが利用するサービスだといいます。

全国のローソン銀行ATMでチャージ可能

ローソン銀行との提携によって、全国のセブン銀行ATMと、同市内に設置された専用チャージ機にのみに対応していたという岡山県真庭市のデジタル地域通貨「まにこいん」で、ローソン銀行ATMからのチャージが可能になりました。

まにこいんは、真庭市・株式会社トマト銀行・株式会社中国銀行・真庭商工会が主体となって運営する地域通貨です。

また、ローソン銀行ATMからの現金チャージについても入金場所は地域に限らず全国に1万3,500台設置されたATMから24時間365日実施可能だといいます。

この実施は第1弾だといい、今後ローソン銀行ATMからの現金チャージ対応は順次各サービスに広がっていくようです。

<参照>

「MoneyEasy」を採用したデジタル地域通貨へのローソン銀行ATMからの現金チャージが可能に