釣果が良く午前中に納竿

そこで私も船下を狙いながら、アタリが遠くなってきたらチョイ投げをする作戦に切り替えた。それにしても佐藤さんは絶好調で、師匠の私もタジタジだ。この日のキスは長さの割には太く、良型は「キスってこんなにも引いたのかな?」というぐらいの強い引きで楽しませてくれる。

アタリもほどほどに出てくれたので、キス釣りの面白さを存分に味わうことができた。夢中になって釣り続け、午前10時半に終了。

篠島沖の船キス釣りで本命57匹手中【愛知・友士丸】良型中心で引きも堪能筆者の釣果は57匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

釣ったキスは美味しく調理

釣果は私が21cmまでのキス57匹、佐藤さんがなんと56匹。数えるためにオケに移したのだが、数の割にはボリュームがあった。かろうじて師匠の面子が保てたが、これは弟子の成長を素直に認めるべきだろう(笑)。

篠島沖の船キス釣りで本命57匹手中【愛知・友士丸】良型中心で引きも堪能釣ったキスは定番の天ぷらに(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

今後の展望

夏が旬のキス釣りは、これからが本番。キス釣りはポイントも近く、アタリも明確なので船釣り入門には最適。またキスは淡白でくせのない白身なので、どう料理しても美味だ。皆さんも挑戦してみてはいかが。

篠島沖の船キス釣りで本命57匹手中【愛知・友士丸】良型中心で引きも堪能塩焼きと刺し身も(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

<週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年7月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。