電車で行ける荒川河口は、車を使わずに釣りを楽しむには最適なスポット。今回はクロダイを狙って電車で釣行し、釣友との再会も果たしました。電車釣行のメリットや持ち物、ポイント攻略法を詳しく紹介します。渋滞知らずで経済的な電車釣行で、次の釣り旅を計画してみてはいかがでしょうか。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)
チニングの電車釣行おすすめポイント
私の自宅最寄り駅は埼玉県の東武動物公園駅。都内でシーバス狙いによく行く荒川河口や葛西臨海公園まで、車では1時間45分かかります。
時間帯によっては渋滞で3時間近くかかることもあり、帰りの時間が決まっているときなどは電車での釣行をします。電車では渋滞もなく、車のガソリン代、高速代、駐車場代と比べると安く済むため、非常におすすめです。
電車釣行の持ち物はなるべくコンパクトに
私の場合、ロッドは振り出しのパックロッドを用意し、ルアーは狙うポイントに適した一軍だけを選び、コンパクトロッドケースにすべてを収納できるようにします。
おすすめロッドはダイワのクロスビートSWシリーズです。私はクロスビートSWの746TULと836TMLを使い分けています。
荒川河口のポイント選びと攻略法
湾岸線、首都高、京葉線の橋脚が5本あり、そのヨレを狙う方法や、橋脚をタイトに狙う方法があります。
また、護岸から3mほどゴロタが入っており、そのゴロタ際をクロダイが回遊するので、岸寄り狙いもおすすめです。潮位的には下げ潮から上げ潮に切り替わり始めた頃に実績があります。
釣行開始
釣行日は7月2日。自宅を出たのは8時、葛西臨海公園駅に降りてコンビニで飲み物を買い、荒川河口橋脚ポイントに10時前に到着しました。
先に釣友3人がキャストしていました。状況を聞くと、下げから上げに変わった直後にクロダイ47cmが釣れたと言います。また、セイゴらしき小さな群れが入ったみたいでコツコツと当たるがノラないとのこと。
私はクロダイ狙いのため、エビを真似たワームを結びフリーリグで開始しました。橋脚にキャストしてラインを水面に付け、リールを巻かずに川の流れでルアーを動かしドリフトさせると、竿先にコツコツと当たりらしき反応がありましたが、あわせるがノラない。
その後も同じように攻め続けましたが、反応なく帰宅する時間になり納竿しました。この日の釣果は釣友Aさんのクロダイのみでしたが、久しぶりの釣友との再会もあり楽しい釣行でした。