塩分やカロリーが気になりつつも、美味しくてついつい買ってしまうスナック菓子。日本でも馴染み深いそのお菓子、カナダにはどんなものが売られているか気になりませんか?
今回の記事では、カナダ滞在歴10年以上の私がスーパーでよく見る、定番ポテチからカナダ限定ポテチまで、ご紹介していきたいと思います。
スーパーで売られているポテチはこれ
カナダ人はお菓子が大好きです。スナック菓子売り場だけで通路一面を埋め尽くしてしまうくらいの種類と量が置かれています。私が今回訪れたこのスーパーの店舗だけではなく、どこのスーパーの売り場もこちら同様、通路一面にスナック菓子が置かれているところがほとんどです。
通路だけでなく、エンドや特設コーナーにも、どこを見てもスナック菓子!といわんばかりの売り場面積を誇っていました。それほど売れ行きが良いのでしょう。
私がスナック菓子売り場を見て回っている間も、平日昼間にも関わらずひっきりなしに人がやってきては1・2袋購入している姿がありました。実に多くのメーカーがあるのですが、定番中の定番はLay'sとDoritosです。
特設売り場。Lay'sは日本でいうカルビーポテトチップスで、ポテチといえばこれ!というくらいのシェアを誇っている王道ブランドです。塩味だけで、減塩、ギザギザカットの塩味と取り揃えがあるので、その人気ぶりが伺えます。
ドリトスは日本でも売られているので、馴染みのある方も多いと思いますが、こちらでは定番のナチョス味に加えて、BBQ、ランチドレッシング、スパイシー、ハラペーニョ味などがあります。メーカーによりますが、お値段は1袋あたりだいだい3〜5ドル程度、日本円で350円〜580円程度です。高い!と思いがちですが、レギュラーで235g入っており、日本の80gに比べると3倍量!なのでそこまで変わらないのかなという感じです。
Lay'sのクラシック(塩)味。カナダではあまり期間限定の食品を見ないのですが、ポテチは人気ブランドを中心に限定の味が出ているのをよく目にします。
日本でもよく見かけるプリングルスは、こちらでも根強い人気です。オリジナル(塩)、サワークリーム&オニオン、バッファローランチ、オールドレッシング、チェダーチーズ、ピザ、ケチャップ、ソルト&ビネガー、BBQ、そして限定の辛い味4種の計13種類(!)もの味がプリングルスだけで発売されているから驚きです。
日本ではMサイズ缶が105gで226円(Amazon調べ)で売られているようですが、こちらは156gで2.49ドル(290円くらい)で販売されていました。円安の影響もあってか、少しだけカナダの方が割高です。
Cheetos(チートス)とRuffles(ラッフルズ)もLay's・ドリトス・プリングルスに次いで大人気です。チートスは、日本の湖池屋スコーンにチェダーチーズ味がついたようなもので、子供達に人気があります。ラッフルズは普通のポテチなのですが、ギザギザカットで少し分厚めで食べ応えがあります。個人的には、ラッフルズのオールドレッシング味が一番好きです。
オールドレッシング味(All Dressed)とは、ケチャップ・BBQ・サワークリーム&オニオン・ソルト&ビネガーの全部混ぜだそうで、文面だけ読むと味が濃そう、変な味と思いがちですが、うまくバランスが取れていて美味しいですよ。カナダ発ですがアメリカでも売られているそうなので、北米に来る機会があったらぜひ試してみていただきたいです。
ケトルブランドのポテチも人気です。こちらは「堅あげポテト」のような分厚さと歯ごたえがあり、食感を楽しみたい人にはおすすめです。
サルサを乗せて食べるコーンチップ、「Tostitos」はサルサがなくても塩味がついているので子どものおやつに持たせることもあります。チップスの前にはサルサとチーズディップがずらり。その隣には、カナダ発のMiss Vickies。こちらも堅あげスタイルで美味しいです。
Sun Chipsは全粒粉で作られた四角い波型のチップスです。上記ご紹介したブランドに比べて少しマイナーではありますが、どこのスーパーでも目にします。
こちらも少しマイナーですが、「Takis」というメキシコ発のスナック菓子。ライム味が効いてて美味しいのですが、とにかく辛くて味が濃い!私の住むエリアはバングラディッシュ・インド系の移民が多い地域なので、こういう辛いものもよく売れるようです。1度興味があったので試してみましたが、とにかく味が濃いのでリピートすることはないかな・・・という感じでした。
お土産で喜ばれる「ケチャップ」味
私が日本に一時帰国する際、必ず買い込んで持っていくのがLay'sの「ケチャップ味」です。ケチャップ味はカナダ限定の味で、アメリカやその他欧米諸国では買うことができません。ケチャップの甘さと少し酸っぱい味のバランスがなんともいえず絶妙で、毎回持って帰ると大人はもちろん、日本の子供達にも大人気です。
カナダに住んでいた友達や、日本在住のカナダ人にLay'sのケチャップ味をあげると、「あーこれこれ!懐かしい!食べたい!」と言って喜んでくれるので、他にはあまりないポテチなのだと思います。
ケチャップ味は、もちろんカナダ在住のカナダ人にも大人気です。
日本人びっくりの大容量
スナック菓子売り場を探索しているうちに目に留まったのが、ファミリーサイズ、大入り袋。カナダではレギュラーサイズの上にバリューサイズというものがあり、かなりの大入り袋になっています。とにかく大きい!というわけで、一番大きいものを探してみました。
チートス、チーズ味のパフのバリューサイズは390g。レギュラーサイズの1.5倍というところでしょうか。
Lay'sの定番オリジナル(塩)味は415g。これはカルビーポテトチップスのスーパービッグサイズの472gとほぼ同量となっています。そして今回調べで最も大きかったのは・・・
Compliments(プライベートブランド)のポテトチップスレギュラー味(塩味)、なんと750g!!コストコレベルのポテチが普通のスーパーで拝めるとは・・・さすがカナダ。サイズも量もずっしりで、大人数のイベントやパーティにはもってこいですね。大きすぎるので、自宅用に買うことはまずなさそうです。
最後に
今回の記事では、カナダ、トロントのスーパーでよく見るポテチ・スナック菓子についてご紹介しました。スナック菓子売り場には、ポップコーンや健康志向のスナック菓子など、まだまだ紹介しきれないくらいの種類のものがありました。
そして、カナダのご当地チップス「ケチャップ味」。ぜひ1度機会があったら試してみてくださいね。
文・写真・もも/提供元・たびこふれ
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