MORIZOやレーシングドライバーとともに徹底的に鍛え上げたレクサスLBXのハイパフォーマンスモデルが登場
▲パワーユニットにはG16E-GTS型1618cc直列3気筒DOHCインタークーラーターボエンジンを搭載。最高出力は304ps/6500rpm、最大トルクは400Nm(40.8kg・m)/3250~4600rpmを発生する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
MORIZOやレーシングドライバーとともに徹底的に鍛え上げたレクサスLBXのハイパフォーマンスモデルが登場
▲大型ターボ採用によるレスポンスの低下を防ぐために、ボールベアリングターボとアブレーダブルシール構造を導入。加えて、通常の速度域ではターボのウェイストゲートバルブを閉じて走行することでアクセルONと同時にターボラグがなく、トルクが出る制御を採用する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 組み合わせるトランスミッションには、リズミカルでテンポの良い変速により、シフト操作に気を取られずステアリング、アクセル、ブレーキの運転操作に集中できるDirect Shift-8ATと、レクサスでは国内初となる6速MTを設定する。Direct Shift-8ATは、Dレンジのままであらゆる運転・走行シーンにおいてドライバーの意のままに変速できる気持ちの良い走りを実現するため、走行環境とドライバーの意思により自動的に最適なギヤ段を選択。スポーツモード選択時は、エンジンのパワーバンドを維持するようにギヤ段を選択し、より高いアクセルレスポンス、加速性能を実現する。最大効率での発進が可能となるローンチコントロール機能も組み込んだ。また、シフトレバーでMポジションを選択後、パドルシフトスイッチの操作により、ギヤ段の選択が可能なマニ ュアルモードを設定。エンジン最高回転数まで使い切ることを可能とするギヤ段ホールド制御のほか、クラッチ圧の油圧制御システムとパワートレーンマネジメントシステムを統合的に制御することで素早い変速を果たす高応答アップシフト制御・ブリッピングダウンシフト制御も採用する。一方で6速MTは、制御機構にiMT(インテリジェントマニュアルト ランスミッション)を導入。iMT作動状態で変速動作(クラッチ操作、シフト操作)を検出すると、変速時のエンジン回転数を合わせられるように制御し、スムーズな変速をアシストする。

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▲Direct Shift-8ATはDレンジのままであらゆる運転・走行シーンにおいてドライバーの意のままに変速できる気持ちの良い走りを実現するため、走行環境とドライバーの意思により自動的に最適なギヤ段を選択。スポーツモード選択時は、エンジンのパワーバンドを維持するようにギヤ段を選択し、より高いアクセルレスポンスと加速性能を実現する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲6速MTは制御機構にiMTを導入。iMT作動状態で変速動作(クラッチ操作、シフト操作)を検出すると、変速時のエンジン回転数を合わせられるように制御し、スムーズな変速をアシストする(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 駆動機構に関しては、シーンに応じて前後駆動トルク配分を最適化し、安心して意のままにクルマを操ることができ、スポーティな走行に貢献する電子制御AWDを採用。滑りやすい路面等では、AWD MODEスイッチを押すことにより4輪のトラクションを重視した走行が可能な50:50モードに固定できる。また、AWDシステムの性能をさらに引き上げるトルセンLSDをフロントとリアのディファレンシャルに配備。常に変化する路面状況に最適な左右輪のトルクを瞬時に配分し、コーナリングにおける鋭い立ち上がり加速や、安定したコントロール性能を確保した。

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▲駆動機構にはシーンに応じて前後駆動トルク配分を最適化し、安心して意のままにクルマを操ることができ、スポーティな走行に貢献する電子制御AWDを採用。滑りやすい路面等では、AWD MODEスイッチを押すことにより4輪のトラクションを重視した走行が可能な前50:後50モードに固定できる(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲AWDシステムの性能をさらに引き上げるトルセンLSDをフロントとリアのディファレンシャルに配備(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 走行モードとして「サーキットモード」を設定したことも注目ポイント。GPSの位置判定から、国内主要サーキットにおいて車両がサーキットなどの利用可能エリアに入るとアンチラグ制御、スピードリミッター上限速度の引き上げなど、LBX MORIZO RRのポテンシャルを最大限に引き出す機能でサーキット走行が楽しめる。また、サーキットモードのON/OFF切替や各種設定の変更がスマートフォンアプリ上で行える機能も設定した(サービス開始は2024年内を予定)。

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▲走行モードとして「サーキットモード」を設定。GPSの位置判定から、国内主要サーキットにおいて車両がサーキットなどの利用可能エリアに入るとアンチラグ制御、スピードリミッター上限速度の引き上げなど、LBX MORIZO RRのポテンシャルを最大限に引き出す機能でサーキット走行が楽しめる(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 エクステリアはコンパクトでありながらも存在感のあるLBXのプロポーションはそのままに、高いパフォーマンスに裏づけられたデザインを追求する。フロントマスクには、レゾリュートルックに原点回帰した新たなレクサスのフロントフェイス“ユニファイドスピンドル”や漆黒のメッキモール、専用バンパーなどを配備。一方でサイドビューでは、ボディ同色の拡幅されたカラードアーチモールやカラードロッカーモール、ピアノブラックのドアモール、ブラックステンレスのドアウィンドウフレームモールディングなどを採用する。足もとには8.5J×19専用鍛造アルミホイール(スーパーグロスブラックメタリック塗装)+235/45R19 95Yタイヤと専用レッドブレーキキャリパーを組み込んだ。そしてリアセクションには、空力性能に裏づけられた専用リアバンパーとデュアル化した大口径マフラーバッフルを装備する。ボディサイズは通常のLBX比で15mm幅広く、10mm低く、それ以外は同寸の全長4190×全幅1840×全高1535mm/ホイールベース2580mmに設定。ボディカラーはホワイトノーヴァガラスフレーク&ブラック、ヒートブルーコントラストレイヤリング&ブラック、レッドスピネル&ブラック、ソニッククロム&ブラック、グラファイトブラックガラスフレークという5色をラインアップした。

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▲フロントマスクにはレゾリュートルックに原点回帰した新たなレクサスのフロントフェイス“ユニファイドスピンドル”や漆黒のメッキモール、専用バンパーなどを配備。サイドビューではボディ同色の拡幅されたカラードアーチモールやカラードロッカーモール、ピアノブラックのドアモール、ブラックステンレスのドアウィンドウフレームモールディングなどを採用する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲リアセクションには空力性能に裏づけられた専用リアバンパーとデュアル化した大口径マフラーバッフルを装備する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲リアゲートに“MORIZO RR”エンブレムを貼付(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲足もとには8.5J×19専用鍛造アルミホイール(スーパーグロスブラックメタリック塗装)+235/45R19 95Yタイヤと専用レッドブレーキキャリパーを装着(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲ボディカラーはホワイトノーヴァガラスフレーク&ブラック、ヒートブルーコントラストレイヤリング&ブラック、レッドスピネル&ブラック、ソニッククロム&ブラック、グラファイトブラックガラスフレークという5色をラインアップ(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 内包するインテリアは、よりスポーティでクルマと対話できる空間を追求する。ステアリングにはディンプル本革を採用し、スポーツ走行における安心感のある握り心地を実現。また、12.3インチフルグラフィックメーターではモータースポーツ起点の配置のメーター表示を含む3つのレイアウトから選択可能とした。さらに、アクセル・ブレーキ、クラッチの各ペダルにスポーティなアルミパッドを張り、かつブレーキ・クラッチペダル踏面の形状や角度を見直して、スポーツ走行時のスムーズで正確なペダルワークを具現化する。そして、ATモデルのシフトレバー&シフトノブは新たにディンプル本革を採用し、シフト操作時にはっきりと感じ取れるグリップ感を持ったフィーリングを実現。対してMTモデルでは、手のひらのフィット感と高い質感にこだわり、シフト操作時の良好なフィーリングを創出した。カップホルダー周辺に新開発したマイクロジオメトリックパターンフィルムを配して高い質感とスポーティさを表現したことも、インテリアの訴求点である。

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(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲インテリアはよりスポーティでクルマと対話できる空間を追求。ステアリングにはディンプル本革を採用し、スポーツ走行における安心感のある握り心地を実現する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲12.3インチフルグラフィックメーターではモータースポーツ起点の配置のメーター表示を含む3つのレイアウトから選択可能(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲アクセル・ブレーキ、クラッチの各ペダルにスポーティなアルミパッドを張り、かつブレーキ・クラッチペダル踏面の形状や角度を見直して、スポーツ走行時のスムーズで正確なペダルワークを具現化する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 シートについては、通常走行だけではなくスポーツ走行時にもしっかりと身体をサポートする専用フロントシートを装着。表皮一体発泡構造により、ドライバーが身を預けられるホールド感を提供する。シート表皮にはレッドステッチをあしらったセミアニリン本革+スムース本革を張り、スポーティさを高めた。

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▲通常走行だけではなくスポーツ走行時にもしっかりと身体をサポートする専用フロントシートを装着。表皮一体発泡構造により、ドライバーが身を預けられるホールド感を提供する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 LBXではユーザー1人ひとりのライフスタイルに寄り沿ったクルマを提供したいという想いをもとに、オーダーメイドシステム「Bespoke Build」を用意しているが、LBX MORIZO RRでも表皮色、シートベルト、ステッチ糸の色替え、配色構成のバリエーション拡大など「Bespoke Build」専用アイテムを含めた豊富なバリエーションを設定する。外装ではモリゾウのシグネチャーカラーであるイエローのブレーキキャリパーが選択可能。本革シートには専用のオーカーを用意している。

MORIZOやレーシングドライバーとともに徹底的に鍛え上げたレクサスLBXのハイパフォーマンスモデルが登場
▲レクサスLBX MORIZO RR“Bespoke Build” 価格:6MT720万円/8SAT720万円 全長4190×全幅1840×全高1535mm ホイールベース2580mm 車重MT1450/AT1480kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費MT12.5/AT10.7km/リットル 写真のボディカラーはソニッククロム&ブラック(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲モリゾウのシグネチャーカラーであるイエローのブレーキキャリパーが選択可能(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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▲本革シートには専用のオーカーを設定(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

提供元・CAR and DRIVER

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