■異星文明の脅威
博士は、異星文明の脅威についても言及していたという。地球外知的生命体を研究する科学分野が存在するものの、「宇宙のどこかに存在する異星文明をむやみに歓迎することは危険だ」と警告していた。
2010年には『ディスカバリーチャンネル』に対し、「宇宙人という存在は、資源を求め地球を襲撃する」とコメント。クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見したあと、ネイティブアメリカンにとっては良くない結果になったことを例に挙げ、考察していたのだという。
ところが、「この懸念は悲観的であり、異星文明が資源を狙っているのなら、10億年以上も前に発掘しているはずだ」と反論する専門家もいる。