■情報過多もトラブル要因か

多くのユーザーは10~14歳の少女らが妊娠するケース、また性的搾取などの被害に遭う子供たちに関する議論を展開。「思春期には性に対する関心が高まるのだから、包括的な性教育が欠かせない」という声も相次いだ。

またユーザーのひとりは「ミドルスクールに通う男子にHIV陽性であると宣告したことがある」「なのにその子はたじろぎもせず、『僕が陽性なら、同級生も全員感染しているはず』などと語った」と書き込んだ。

タイでは、以前から同じようなケースがたびたび伝えられている。それゆえに危機感は高まっており、「正しくないものも含め、性に関する情報が過多になっている」「そのせいで若者が重大なリスクに晒されている」という意見も増えている。