あるユーザーは「私は間違った仕事をしている。応募用紙はどこ」と転職する考えを示唆。そのほかに「1時間40ドルって。こっちは人生かけて時給15ドルだ」「UPSドライバーが私よりも収入が良いと知らなかった。学位を取得してこの道20年だっていうのに」「私は介護施設で働いて時給14.55だけしか稼げない。仕事は好きだけど、支払いは最低」などのコメントが寄せられている。
ただし、UPSに転職できたからといって、すぐに高給が得られるわけではない。
スタッツマン氏は別の動画で、ドライバーとしてトップレートの給与を得られるまでに10年かかったと説明している。
UPSで勤務を開始したのは2008年の9月で、ドライバーのポジションをオファーされる前の6年間は倉庫に務めたという。その後4年をかけて現在の水準に到達した。
今年夏、UPSの労働者30万人が所属する労働組合と会社は、新たな労使協約を締結することで合意に至った。新協約のもと、パートタイム従業員の時給は最低25.75ドルとなり、ドライバーは5年契約が終了するまでに年収と福利厚生を合わせて平均17万ドルを稼ぐことができるようになったと報じられている。