8日に起こった、「皆既月食」と「惑星食」の共演。442年ぶりという組み合わせを見るために、夜空を眺めた人も多いことだろう。今ツイッター上では、8日が皆既月食だと知らなかった女性の「笑撃体験」が話題になっているのをご存知だろうか。

■天才的すぎる返しに思わず笑顔

「今日が月食だって知らなくて『月、なんか変ですね』って言ったら、『馬鹿な夏目漱石』って返されて、歯茎出して笑った」と投稿したのは、ツイッターユーザーのおもちさん。この日は19時16分から皆既月食となり、月が赤黒く変化したため、事前に把握していなければ「月が変だ」と思うのも理解できる。

一番の驚きは、「月、なんか変ですね」=「馬鹿な夏目漱石」という相手側の天才的な返し。すでに理解している人も多いと思うが、夏目漱石が英語教師をしていたころ生徒に「I love you」の日本訳を問われて、「月が綺麗ですね」と教えたという有名な逸話が、天才的すぎる返しのベースになっているのだ。瞬時にそのワードを導き出せるなんて、言葉選びのセンスがありすぎるだろう…。